ーこあー


私は、こうへいの家を出て、家に帰った。


ベットの上に寝転び、ゆうきの事を考えていた。

未だにゆうきが死んだ事が信じられなかった。
病院へ行けば、いつもみたいに『こあか。』と言って、笑顔で迎えてくれる気がしていた。


「ゆうき…」


もう、何回呼んでもゆうきは、答えてくれない。
分かっていても、何度も呼んでしまう。。。


こんなんじゃ、ゆうきに怒られちゃう。
分かっているけど、涙を止める事が出来なかった。


そして私は、もう一度病院へ向かう事にした。