再びそれぞれ食事や談笑の時間を過ごし、ちょうど料理も半分以上減ってきた時だった。
「ねえ、そろそろプレゼント交換にしない?」
柑菜は時計を見て、みんなにそう伝える。
柑菜と櫻子と亜紀が毎年1番の楽しみにしているのが、このプレゼント交換だった。
みんなは、そうだね、というと自分で買ってきたプレゼントを持ち始める。
大きさもバラバラで、包装紙もその人の性格が現れていた。
「ええと、初めての人もいるので説明します。プレゼント交換は、あみだくじで決めます!」
そういうと、柑菜はあみだが書いてある紙をテーブルの上に置いた。
下の部分は折られていて、見えないようになっている。
「じゃあ、みなさん、好きな番号を選んでください」
そういわれたみんなは隣の人と話をしながら、それぞれ好きな番号を選び始めた。
「私、櫻子の」
「私は秋斗さんのだわ」
それぞれ、みなプレゼントが決まってくる。
誰も自分のものにあたることなく、それぞれ誰かのプレゼントを手にしていた。



