翔太の家にみんなで集まった
樹は今日は出かけてるみたいで来なかった

志帆「ねぇ、なんで結斗は黙ってたのかな?」

翔太「それは、結斗にしかわかんねーもんなぁ
けど、みんなが気を遣うって思ったんじゃねーかなぁ〜」

朱莉「だとしても、勘違いするじゃん」

翔太「ん?え?誰が?」

朱莉「そ..れは」

翔太「朱莉好きなの!?」

志帆.朱莉「馬鹿じゃないの!!!」

玲奈「私だよ好きなのは......」

翔太は驚いた様子でこっちをみた
だって拓也を引きずってると思ってただろうから

翔太「あ..そーなんだ!
2人とも仲良いなって思って
わざとひやかしたりさしたけど....まさか」

玲奈「ごめんね...翔太に黙ってて」

志帆「まぁ翔太が鈍感なのもあるけどねぇ〜」

玲奈「でも...もし結斗が言えなかった理由が
気を遣わせるからって言うなら
それは嫌だ。言ってほしかった」

翔太「玲奈が好きなのきずいてたとか?」

玲奈「それはないよ。もう諦めるよ
結斗が彼女がいても私達と仲良くしてくれてるのは、本当に信用してくれてるって事でしょ?だから
この関係を崩したくないし」

朱莉「玲奈がそれでいいなら...」

志帆「うーん....」

翔太「よし!!!!!花火しよ」

志帆「いいけど〜玲奈は?」

玲奈「行く!」

朱莉「よし!樹も、夜には帰ってくるし!!
みんなで宮浜集合ね!」

宮浜ってのは地元の大きな海
はじめて結斗とみんなで言った場所

朱莉「あっ!宮浜....」

玲奈「いいの!全然気にしなくて!!!」

みんなで、時間を決めて帰宅した

帰って準備とかして、時間になって宮浜にいった


次々にみんな来て後は樹だけ

樹が見えて、みんなで手を振る
その後には結斗!!!!????


朱莉「は?あいつ何考えてんの」

樹のところに駆け寄る

ふたりで話していると奥から
彼女さんまで登場.....

朱莉「ねぇなんで?」

樹「え?そこでばったり結斗と会って
彼女来てるから断ったって行ったから
なら一緒にくればいいじゃーんって誘ったよ



朱莉「もういい!何も聞かなかったことにして!あとで話すから!!!」


そして、遠くから結斗達も近づいてきた


結斗「みんな!久々!!!」

翔太.志帆.朱莉「久々〜〜!!!!」

結斗「あっ!紹介遅くなってごめん!俺の彼女」


「小林 愛菜(こばやし あいな)です」

翔太「よろしく!愛菜ちゃん!!!」

翔太「こいつが朱莉で、志帆!そして玲奈!
俺が翔太で、あいつが樹ね!」


愛菜「ごめんなさい急に参加してしまって...」


翔太「全然いいよ〜!!ならしよ!」

みんなで花火をした正直全然楽しくなかった
けど、諦めるって決めたから受け入れないとって
笑顔で過ごした

みんながロケット花火をセットしている時に
荷物を見てるついでに線香花火をしてた


愛菜「玲奈ちゃん??」

え..何

玲奈「うん」

愛菜「いつも結斗をありがとう!!」

玲奈「別にお礼言われる事はしてないよ」
うぁ....感じ悪かったなぁぁ自分

愛菜「結斗はいつも玲奈ちゃんの事話すんだよ!
隣の席の子がすごく面白くて楽しいって!!」

玲奈「え..嫌じゃなったの?女だし」

愛菜「全然!!!むしろ結斗と仲良くしてくれて
本当に助かってるんだよ!!!
結斗あんなんでしょ...転校していくから
黒髪にして行った方がいいんじゃない?って行ったんだけどあのまま行ったから喧嘩とかしてないかなって心配だったの」

愛菜「けど、毎日聞く話はみんなと
こんな事したよ〜とかで、本当に嬉しかったんだよね!!」

玲奈「そっか....」

毎日電話してるだ....当たり前か....
いつから付き合ってるんだろう

玲奈「いつから付き合ってんの?」

愛菜「中学2年生の時からだよ!」

玲奈「長いんだね...遠距離辛くない?」

愛菜「今まで顔みたいって言ったらすぐ
来てくれる距離にいたでしょ?けど
今はそんな距離にはいないし
けど、だからこそ毎日電話して伝えあってるの
離れる感じあんまりないかな?笑」

玲奈「そっか....」


結斗「........いな〜寒くない?」

玲奈.愛菜「寒くないよ!」

結斗「また風邪ひくからこれ着て」

愛菜「ありがとう!!もう出来た?」

結斗「うん!!!もうすぐだよ!」

あぁ...何やってんだ私
あいなって言ったんだ...笑
馬鹿みたいに返事しちゃった 笑

結斗「玲奈!行こうぜ!」

玲奈「もう少しここにいる」

結斗「????まぁいいけど早く来いよ!!!」


はぁ.....なんでだろう
諦めるって決めたのに
愛菜ちゃん見てるとなんか
負けたくないって思っちゃう
負けてるんだけどね.....


そして花火は終わった..
帰り道

樹「そろそろキャンプじゃね〜???」

結斗「え?冬じゃん!笑」

樹「俺ら冬にするんだよ!笑」

結斗「笑」

翔太「冗談って思ってるんだろ〜?笑
俺の家がさ夏キャンプ場してるんだよ!
それで、冬だと人居ないから貸切だから
毎年してるんだよ!!笑」

結斗「え!楽しそう!!しよーぜ!!!」

樹「ならすぐしよーぜ!翔太いつならいいの?」

翔太「ん〜〜掃除とか入れたら明後日とかできる!!」

愛菜「楽しそう〜」

樹「愛菜ちゃんもおいでよ!もうみんな
慣れたやろ?」

翔太「あっ..あ」

樹「女子郡〜君たち今日喋らないね」

結斗「玲奈元気なくない?いつも
わーわー言ってるじゃん!笑」

玲奈「わーわー言ってないし!!笑」

樹「みんな!明後日どう??どうする?」

翔太「俺と志帆はいいよ!な!志帆」
志帆は申し訳なさそうに縦に首を振る

樹「朱莉は?」

朱莉「玲奈が行くなら行こうかな 玲奈どうする?」