乾杯を終えるとまたみんな近くの人と話始めた。
「もう主任じゃないし」
「え?でも?あの?……え?」
パクパクしながらなんとか口にしようとするけどうまく言葉にならない。
目の前のリズさんはその様子を見ながらおかしそうに、
「ジュンさんたいへんだねー、同情するよ」
「だろ?もうね。俺もビックリ」
「はは、なんかこの子パクパクしてるけど、イイの?」
「あーへいき。責任もって連れて帰るし?」
って言って私を見る主任、もといジュンさん。
こんなキャラだった?
「うわー、連れて帰るとかエローい」
「ふん。言ってろ」
それよりも、連れて帰るって言った?
どこに?
「ちょっとーほんとにジュンちゃんイケメンじゃん」
「…どうも」
「ちぇ、ハゲ散らかしのオッサンだと思ってたのに残念」
「だから言ったろ?イケメンだって」
「もーモモちゃんも知りあいならそう言ってよ!」
いや、知らないっていうか。
知ってたけど、知ったのはさっきって言うか。
……すっかり騙された。
「いや、モモには言ってないし」
「なにそれー、ジュンちゃんたら悪魔ねー」
悪魔って言うか、腹黒って言うか。
一体いつから私だって気づいてたのか?
ていうか、今隣にいるのはほんとに主任、なんだよね?
会いたくて、せつなくて。忘れてしまいたかった人。
ちらっと隣を盗み見れば、確かに休日モードの主任。
「さっき、モモちゃん主任って叫んでなかった?」
「あー言ってた言ってた」
キューブさんっ二回も言わなくても。
なんで私、叫んじゃったのかな。
「もしかしてその主任って鬼の…ーー
「雪姫さんっ、」
鬼って言っちゃってるよ。
あぁもう。
だってまさか
本人がこんな近くにいるなんて思いもしない。
「ふっふー、もうジュンちゃんたら」
「何。」
「まぁ今日は邪魔しないからモモちゃん責任もって送って行ってよ」
「ん、そうさせてもらう」
「へ?あの、私、」
「じゃ、連れて帰るから」
「またねー。気をつけてねモモちゃん、色々と♪」
色々って何ですか?
だから連れて帰るってどこに?!
「もう主任じゃないし」
「え?でも?あの?……え?」
パクパクしながらなんとか口にしようとするけどうまく言葉にならない。
目の前のリズさんはその様子を見ながらおかしそうに、
「ジュンさんたいへんだねー、同情するよ」
「だろ?もうね。俺もビックリ」
「はは、なんかこの子パクパクしてるけど、イイの?」
「あーへいき。責任もって連れて帰るし?」
って言って私を見る主任、もといジュンさん。
こんなキャラだった?
「うわー、連れて帰るとかエローい」
「ふん。言ってろ」
それよりも、連れて帰るって言った?
どこに?
「ちょっとーほんとにジュンちゃんイケメンじゃん」
「…どうも」
「ちぇ、ハゲ散らかしのオッサンだと思ってたのに残念」
「だから言ったろ?イケメンだって」
「もーモモちゃんも知りあいならそう言ってよ!」
いや、知らないっていうか。
知ってたけど、知ったのはさっきって言うか。
……すっかり騙された。
「いや、モモには言ってないし」
「なにそれー、ジュンちゃんたら悪魔ねー」
悪魔って言うか、腹黒って言うか。
一体いつから私だって気づいてたのか?
ていうか、今隣にいるのはほんとに主任、なんだよね?
会いたくて、せつなくて。忘れてしまいたかった人。
ちらっと隣を盗み見れば、確かに休日モードの主任。
「さっき、モモちゃん主任って叫んでなかった?」
「あー言ってた言ってた」
キューブさんっ二回も言わなくても。
なんで私、叫んじゃったのかな。
「もしかしてその主任って鬼の…ーー
「雪姫さんっ、」
鬼って言っちゃってるよ。
あぁもう。
だってまさか
本人がこんな近くにいるなんて思いもしない。
「ふっふー、もうジュンちゃんたら」
「何。」
「まぁ今日は邪魔しないからモモちゃん責任もって送って行ってよ」
「ん、そうさせてもらう」
「へ?あの、私、」
「じゃ、連れて帰るから」
「またねー。気をつけてねモモちゃん、色々と♪」
色々って何ですか?
だから連れて帰るってどこに?!