一通り自己紹介も終わり、ゲーム内のようにみんな自由に話し始めた。
でもやっぱり今日の話の中心は何といってもリズさん。
「着替えてこようか?」なんて言ってたけどスーラさんが慌てて止めてた。
見た目が可愛い女子ならなんでもオッケーらしい。
私はリズさんの横顔を盗み見る。
確かにかわいい。
化粧もきちんとしていて毛穴とかも見当たらない。
「ん?モモちゃん、どうしたの?」
急に振り返ったリズさんにどぎまぎして。
いや、これは異性としてときめいたんじゃなくて、その振り向いた顔がなんとも魅惑的だったから。
「いや、あの。色っぽいなぁと思って。その秘訣とか……」
何聞いてるんだろ。私。
男の人にそんなこと聞くこと自体間違ってる。
「んー、男だから?逆にわかるっていうか」
「へ?男の人だから?」
「ほら、こういう仕草色っぽいなって自分が思うのをしてみてるだけ」
そう教えてくれた時の伏し目がちな表情もこれまた色気たっぷりで。
もともとリズさんは艶っぽいタイプなんじゃないかと思った。
むぎちゃさんもきれいな顔だちだけど、ちゃんと男の人だとわかる。
だからリズさんとはタイプ的には違うけど、なんか二人が話をしているとBLの世界とか妄想出来ちゃう。
「あージュンからメールだ。来るの九時過ぎるとか言ってるけど」
「九時って。この場所移動の時間じゃん」
「もう少し早くって返事しといて。スーちゃん!」
「了解~。『さっさとこい』と。で、送信」
え?それってずいぶんと端折り過ぎ。
「了解だって」
あれ?ジュンさん仕事じゃないのかな?
「やった!イケメンジュンさんに会えるよー」
「ちょっと、キューブ。この前はハゲ散らかしのオッサンとか言ってたのに」
「あはは、だってそうだったら面白いじゃん?」
いや、ほんとにそうだったらそれはそれでヤバイですよ。
本人目の前にそんなこと言えませんから。
「いや、ジュンはまじでイケメンなんだって」
「うん、だから楽しみにしてるよ?」
私も楽しみにしてます。
スーラさんの目が節穴じゃないかとか。
キューブさんの言うそれが正解かどうかとか。
それに、無口でたまに話す言葉も乱暴だけど、でもほんとは優しい人だって知ってるから。
そんなジュンさんには会ってみたいって思ってる。
でもやっぱり今日の話の中心は何といってもリズさん。
「着替えてこようか?」なんて言ってたけどスーラさんが慌てて止めてた。
見た目が可愛い女子ならなんでもオッケーらしい。
私はリズさんの横顔を盗み見る。
確かにかわいい。
化粧もきちんとしていて毛穴とかも見当たらない。
「ん?モモちゃん、どうしたの?」
急に振り返ったリズさんにどぎまぎして。
いや、これは異性としてときめいたんじゃなくて、その振り向いた顔がなんとも魅惑的だったから。
「いや、あの。色っぽいなぁと思って。その秘訣とか……」
何聞いてるんだろ。私。
男の人にそんなこと聞くこと自体間違ってる。
「んー、男だから?逆にわかるっていうか」
「へ?男の人だから?」
「ほら、こういう仕草色っぽいなって自分が思うのをしてみてるだけ」
そう教えてくれた時の伏し目がちな表情もこれまた色気たっぷりで。
もともとリズさんは艶っぽいタイプなんじゃないかと思った。
むぎちゃさんもきれいな顔だちだけど、ちゃんと男の人だとわかる。
だからリズさんとはタイプ的には違うけど、なんか二人が話をしているとBLの世界とか妄想出来ちゃう。
「あージュンからメールだ。来るの九時過ぎるとか言ってるけど」
「九時って。この場所移動の時間じゃん」
「もう少し早くって返事しといて。スーちゃん!」
「了解~。『さっさとこい』と。で、送信」
え?それってずいぶんと端折り過ぎ。
「了解だって」
あれ?ジュンさん仕事じゃないのかな?
「やった!イケメンジュンさんに会えるよー」
「ちょっと、キューブ。この前はハゲ散らかしのオッサンとか言ってたのに」
「あはは、だってそうだったら面白いじゃん?」
いや、ほんとにそうだったらそれはそれでヤバイですよ。
本人目の前にそんなこと言えませんから。
「いや、ジュンはまじでイケメンなんだって」
「うん、だから楽しみにしてるよ?」
私も楽しみにしてます。
スーラさんの目が節穴じゃないかとか。
キューブさんの言うそれが正解かどうかとか。
それに、無口でたまに話す言葉も乱暴だけど、でもほんとは優しい人だって知ってるから。
そんなジュンさんには会ってみたいって思ってる。

