今日は水曜日。
朝、会社のメールチェックしたら主任から『本日夕方戻ります』とメールが入っていた。
てことはもしかして……
ん?もう一通きてる。
これはいつもの仕事の指示メールか。
ざっとみたけど、特に遅くなりそうな感じはなかった。
よし、今日こそヘッドセット買いに行くぞ。
いつもどおりに仕事を進めて今は4時すぎ。
夕方ってことだからそろそろかな?
帰ってきたからといってこれといって報告することも特にはないんだけど。
「戻りました」
「おかえりなさい」
その時入り口近くで主任の声がした。
戻ってきたみたいだけど、近くに来るまで私は仕事をしているふり。
立ち上がっておかえりなさいっていうのもおかしいし、気がつきませんでしたっていう感じを装った。
「天ヶ瀬さん、戻りましたが何かありますか?」
声をかけられて一瞬手を止めて声のしたほうを見ると、
「あ、おかえりなさい。特にはないです」
なんかちょっと疲れてそう、主任、顔色がよくないみたい。
さすがに真夏に熱いコーヒーをいれるわけにもいかず戸惑う。
そのまま作業に戻ったふりをしてチラチラと主任を盗み見る。
ジャケットを脱いでノートを開くとすぐに作業に取り掛かったみたい。
眉間のシワもだけど、やっぱり顔色がよくない。
「あの、主任何かお手伝いすることありますか?」
「いえ、今回の報告書の作成ですから特には」
「そう、ですか…。お手伝いできることあったら言ってください」
思い切って手伝いを申し出たけど、出張の報告書では手伝えない。
でも、やっぱり無理しているようですごく心配。
自分の仕事はほぼ終わりそうなんだけどな。
朝、会社のメールチェックしたら主任から『本日夕方戻ります』とメールが入っていた。
てことはもしかして……
ん?もう一通きてる。
これはいつもの仕事の指示メールか。
ざっとみたけど、特に遅くなりそうな感じはなかった。
よし、今日こそヘッドセット買いに行くぞ。
いつもどおりに仕事を進めて今は4時すぎ。
夕方ってことだからそろそろかな?
帰ってきたからといってこれといって報告することも特にはないんだけど。
「戻りました」
「おかえりなさい」
その時入り口近くで主任の声がした。
戻ってきたみたいだけど、近くに来るまで私は仕事をしているふり。
立ち上がっておかえりなさいっていうのもおかしいし、気がつきませんでしたっていう感じを装った。
「天ヶ瀬さん、戻りましたが何かありますか?」
声をかけられて一瞬手を止めて声のしたほうを見ると、
「あ、おかえりなさい。特にはないです」
なんかちょっと疲れてそう、主任、顔色がよくないみたい。
さすがに真夏に熱いコーヒーをいれるわけにもいかず戸惑う。
そのまま作業に戻ったふりをしてチラチラと主任を盗み見る。
ジャケットを脱いでノートを開くとすぐに作業に取り掛かったみたい。
眉間のシワもだけど、やっぱり顔色がよくない。
「あの、主任何かお手伝いすることありますか?」
「いえ、今回の報告書の作成ですから特には」
「そう、ですか…。お手伝いできることあったら言ってください」
思い切って手伝いを申し出たけど、出張の報告書では手伝えない。
でも、やっぱり無理しているようですごく心配。
自分の仕事はほぼ終わりそうなんだけどな。

