「私はあんたらのこと、家族だって認める日なんて来ないから!絶っ対!ないから!!」
私は勢いでめちゃめちゃに言いまくって、無意識にちゃんと息を吸っていなかったのか、息が切れていた。
こいつ……今、どういう顔してる?
怒ってる?
あきれてる?
それとも、嘲笑ってる?
……なんでもいいか。
いずれ……こいつらは追い出すんだから……。
私は息子の足元に視線をやることしかできなくて、相手がどういう表情をしているかなんて、予想はできなかった。
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