握りしめた手に早く離してと言わんばかりに引き気味の力がかかる
でも私は力を込め直し結奈ちゃんの目をじーっと見た
「結奈ちゃん」
「な、なに?!」
「私は処女だから先生にいろいろ手取り足取り教えてもらいながら大人になっていきたいわけさ」
「…………で?」
「今までの女なんて関係ない。私が最後の女になればなんの問題もない、むしろ経験値があるから安心してすべてを委ねられるのさ!」
私は瞳をキラキラ輝かせながら語った
「……さ、お昼食べましょうか」
まぁ、いつものことながらさらっと流されるんだけどね
「はい、食べましょう」
