「ユイ。そろそろ起きなさい…」

ユリさんに、布団を取られながら目を開ける。

けど、身体全身が筋肉痛みたいに痛くて動けない。

喉も腫れてるみたいで声が出ない。

「ユイ?」
ユリさんにおでこを触られる。
冷たくて気持ちいい…

「熱がある!」
そう言うと慌てたようにバタバタし始めた。
あったかい服を着せられ、おんぶされる

ユリさんの体温に安心したのか、眠ってしまった