小さな町

「ユイ!」
しゃがみこんで泣く私を、ユリさんが抱きしめる…

「ごめん、怖かったね。ごめん…」
何度も、私に向かって謝るユリさん。

「ユリさんが来てくれたから、大丈夫だよ。」

笑ってみせる。