「ユリさんは、お仕事何をしてるんですか?」

「僕は、図書館で働いてるよ。今度来てみる?」

「はい、行ってみたいです。」
にこにこして答えたら、頭を撫でられた。
ユリさんは、イケメンでどきりとする。

「ユイ、家でのルールを決めようと思うんだが、どう?」
「ルール?」

「うん、ユイはまだ子どもだから、危ない事はして欲しくない。」

「はい…」
小さく頷く。