ごはんを食べ終わり、警察署に2人で向かった。

「ユリさん!こんにちわ。今日はどうしました?」

「ケイン君、今日はこの子の家を探して欲しいだ。ユイ、出てきなさい。」

つい、知らない人に緊張して、ユリさんの背中に隠れてしまった…

ひょこっと顔を出す。

「こんにちわ、名前と、歳、住所は言えるかな?」

「ユイ、14才。出身は日本です。」
ケインさんは、驚いた顔をする。

「本当に14才?12才くらいにみえた。」
失礼だなぁと思って、ユリさんを見ると、ユリさんも驚いた顔をしていた…

髪も短いし、子供っぽく見えたかな。
将来が心配だ。