それに、ひとりぼっちは慣れてるから寂しくなんかない。


とりあえず、自分の席に座ろうと思い探すが、クラスメイト達が動き回っていて空いている席が見つからない。


____「あの子誰?」


どこからかそんな声が聞こえた。


きっと、私のことだろう。


何人か私に気づいてチラチラこっちを見てくる。


でも誰も話しかけてこない。


チラチラ見るのなら、席おしえてよ。



「ねぇ!」


突然後ろから大きな声とともに、肩を叩かれた。