わかんなくなる。 彼女が泣いたこととか、成宮さんを何でそんなしつこく敵視して、僕に言ってくるのかも。 「ありがとう」 「だらん、だららーん、ぱーぱぱー」 胸が、痛い。 どうして、苦しいんだろう。 泣いてるのは、僕じゃないのに。苦しませてるのは僕なのに、なんで。 「鈴木くん……ごめ……」 「いや」 別に謝られるようなことなんて、ない。 いつの間にか、クラスの大半の人がこっちを、見ていた。 逃げたいけど、逃げられないよ。