まさか明神様とは思わなかった。


月ノ宮とは親交が深いのに、気付かなかった。


パーティーもお仕事優先して出なかったから、顔もわからなかったなぁ。


これからはパーティーちゃんと出なくちゃ。


「1-S」

今は教室。教室だけれど、シャンデリアね笑


ソファーが置いてあり、机というものはなくて、テーブルが置いてある。


勉強ができる環境じゃないよねこれ?


普通に紅茶飲んでる人いるし、完全にくつろぎのための部屋みたいな感じ。



「ねぇ郁人、私ここに入学して今のところ後悔しかないわよ。」


「私もあまり聞かされておりませんが、きっと何か策略があるのでは。」


「御機嫌よう」


先生らしき人が教室に入ってきた


「私はSクラス担任の理枝です。このSクラスはA以下のクラスと違って勉強というものは一切しないわ。学校があなた達の仕事場で、親交を深める為の場であるわ。その為今ここにいる人達は有名企業のお嬢様だったり御曹司。仲良くね?」


「あと、恋愛相談ならいつでも乗るわよ?☆」


「ズコーーーーーン」

こんな効果音が今似合う気がする笑


「そうゆう事ですのね♪」

女子達はキャーキャーうるさい。


女子3名男子3名


偶数なのも比率が合うわね。


本当にここにいるのは選ばれた者だけだと思う。少人数なのは嬉しい。


それに、仕事ができるのは凄く嬉しい。


「ではまず女子から自己紹介ね!って言っても、ほとんど知り合いだと思うけれど笑」


なるほど、私だけね知らないのは。

「そうね。多分1人の子以外知っているわ笑」


「私も。」


「俺らもだ。」


私以外の5人が同じ意見。