そして、私のレースが次の出番まで迫った。 選手控室で体を温めながらさっきよりもドキドキしている心臓をジャージの上からおさえる。 ちょうど控室から鎮西学園の応援席が見える。 小川はあそこから私を見てくれるのだろうか。 いや、そんなことを考えている場合ではない。 そうこうしている間に、前のレースが終わった。 私たちのレースが始まる。 スタート台にたち、少しの静寂。 スタートの笛が鳴り、ゴールするまで、また本当に一瞬だった。 私の2年最初の大会はここで終わった。