「おはよう」
教室に着くなり、先に来ていた里乃に声をかける。
良かった……
何とかギリギリ学校に間に合って……
「何、それ?」
「……ああ、これ?誕生日プレゼント貰った」
「えっ、誰によ?」
「――うん……ちょっと……」
篠宮くんから貰ったと言ってもいいものかと思い、あえて名前を出さずにはぐらかすと。
「中見せてよ」
と里乃が紙袋を取り上げた。
「うっそ、篠宮くんに貰ったの?!」
「えっ、何でっ?」
ビックリしていると、里乃は紙袋からプリザーブドフラワーを取り出した。
「この包装紙見れば一目瞭然だよ!この店で母の日の花買ったことあるの。篠宮くんの母親がこの花屋の店長やってるんだよ」
へえ……
それでプリザーブドフラワー……
教室に着くなり、先に来ていた里乃に声をかける。
良かった……
何とかギリギリ学校に間に合って……
「何、それ?」
「……ああ、これ?誕生日プレゼント貰った」
「えっ、誰によ?」
「――うん……ちょっと……」
篠宮くんから貰ったと言ってもいいものかと思い、あえて名前を出さずにはぐらかすと。
「中見せてよ」
と里乃が紙袋を取り上げた。
「うっそ、篠宮くんに貰ったの?!」
「えっ、何でっ?」
ビックリしていると、里乃は紙袋からプリザーブドフラワーを取り出した。
「この包装紙見れば一目瞭然だよ!この店で母の日の花買ったことあるの。篠宮くんの母親がこの花屋の店長やってるんだよ」
へえ……
それでプリザーブドフラワー……

