ややあって、コクンと頷く。



「ここで高内先輩は特別だってコトが証明されたでしょ?
で、決定的なのは、ドキドキするコト!!
ドキドキするんだよね?」



梨絵はフォークを握り締めて体を乗り出す。



またまたコクンと頷く。



「それは恋だよ、穂衣。」


「そうなの?」


「うん。

でも残念だね。
もうすぐ掃除班、終わっちゃうよ?」



うわ、かなりグサッときた。



クリーンヒット。