恥ずかしいコトを涼しく言ってのけ、風に髪をなびかせる。



私はいつの間にか自分の身長を追い越していった幼なじみを見る。



相変わらずの爽やか悩殺スマイルで人目を惹いている。




「じゃ、掃除でね!」



学校に着くと陽はそう言って走っていった。