「というワケでよろしく高内。」


「別に俺はいいけど、妹と同じ家ん中に男泊まらせて心配じゃないのかよ、アンタ。」


「コイツ1人で置いとく方が不安。」


「あぁ確かに。
コイツの場合、易々と泥棒招き入れそう。」



高内も言葉尻に乗っかる。



「そうそう。
その挙げ句、簡単に通帳やカード渡しそう。

あぁヤベェ、俺マジで心配…。」


コイツら…。
黙っておけば言いたい放題…



私だって鍵閉めてれば大丈夫だもん!



…多分。