One's first love〜初恋〜

お兄ちゃんは一瞬床を睨み付け、素っ気なく言った。



「死んだ。」



高内は表情を変えず、ふーんと呟く。



表情を変えると相手に余計気を使わせるからだと思う。



短い付き合いだけど、こういうところは優しいとわかってきた。



「お前こそ家はいいのかよ?」


「俺ん家も親遅い。」



その時電話がなった。



取りに立とうとする私を目で止め、お兄ちゃんがソファーを立った。