向こうも気付いたらしく、キキーッとブレーキを鳴らして止まった。



意外なコトに、高内から声をかけてきた。



「…よ。」


「…うん。」



3年前まではお馴染みだった挨拶が懐かしい。



「元気?」



何言ってんの、私…!



「まぁな。
お前は?」


「私も。」