トボトボと家路につきながら、自分を説得する。



もう、嫌われたんだよ。



もとに戻るコトはない。




…でもせめて、卒業するまで、高内を見ていてもいいよね。



「会いたいなぁ…。」



もうすっかり暗くなった空を見上げた。



星が出てる…。



綺麗…。




私はそれを慰めに、元気を出して家に帰った。