「お前なら来れるよ。」


「無理だよ。
もし入れたとしても、授業ついて行ける自信ない。」


「勉強すれば?」



だんだん高内の声が苛立ってくる。



「私は短大行くから。」



高内は体を起こして私を見下ろす。



「来いって!
お前、テスト最高で学年で何位?」


「…38位。」


「来れるじゃねーか!!


お前、200位以下の奴侮辱してんのか?!」


カチンときた。


「誰も侮辱してない!
何で高内に怒られなきゃいけないの?!」


「てめぇがウジウジしてるからだろ?!」