「じゃあ、行ってくるね!」 私は、お母さんが運転する車を降り 塾へと向かう。 その塾は、有名な大きい塾だった。 私が初めてこの塾に通いだしたのは、 中学2年生の夏の終わり頃だった。 初めてのときは緊張してたけど、 すぐに友達もできて楽しかった。 そんなこんなでときが過ぎ、 もう外はすっかり雪に覆われてた。