壊すのは簡単だけど、直すのは難しい。



その間少し距離があって何だが微妙だった一ヶ月。一緒に帰ったりしていたが、

噂で聞いた。
彼女がいじめにあってることを。

そして鉢合わせになった日おれは最低なことをした。


俺は彼女とギクシャクしていることがいつもイライラしてた。その日は何だかモヤモヤして中抜けをした。プールサイドの裏は気づかれないって聞いたことあったからそこに行ってみたら

年上の男子生徒と女子生徒がおれの彼女と一緒にいた。様子を見ていると誰にも気づかれないよう、周りから見えない部分を殴ったり蹴ったり彼女が土下座した上に足乗せたりしている場面をみてしまった。

俺は動揺して、隠れてみていたら
彼女と目があってしまった。
それに気づいた彼女が口パクで
『た、す、け、て、』
と言ってたこもを今でも覚えてる。

何であの時助けられるず、逃げてしまったんだ!

彼女がいる前で俺は逃げた。走って走って家に帰って言ったその日彼女からの連絡は無くなった。
こんな自分がいたことに辛く感じ、一番大切なものをなくしてしまった。

そして次日おれは彼女と朝一緒に行こうと誘い、そして、彼女を振ってしまった。

彼女は最後に『遥風のこと信じてたのにひどいな』
と笑ってきた道を戻って言った。

おれも弱くて馬鹿だった。
彼女の唯一の味方は俺しかいなかったのにおれは何にもしてあげれなく、逃げた自分が恥ずかしくてたまらなかった。
今では単なる黒歴にしかならないけど、

あの時の凛の顔よく覚えてる。
俺が映るはずの目には死んでいる目で心も感情も壊れたのだろうっと思いそうな目をしていた。

こん時に俺がもっと強ければ俺がもっと周りを見ていれば!俺がもっと役に立っていたら早めに知っていたら凛はあんな目にならなかった。
凛と別れてから一年が過ぎた、凛はすっかり不登校になり、なにをしてるかも知らないしその後一度もあっていない。

ずっと思っている。凛のことを凛がいなくなった世界は灰色でなんだか虚しくて切ない気持ちでいっぱいだった。