「それだけのこと?私にとってはそれだけのことじゃなかったの!てかもういいでしょ?今から楽しい時間なの!ふふっ。だからもう私あなた達とは関わらないから」



最後冷たい目で低い声で、俊でもビクつくような怖さで言った。



これで、俊たちが汚れることは無い。




ガチャ



「あら、五十嵐さん、遅かったじゃない」



「ねぇ、楠さん。私俊たちとはもう関わらないから。だからもうやめて」



「関わらないっていう証拠は?」




「じゃあ明日の私たちを見てて。すぐにわかると思うから。だから、今日は帰っていい?」




「もし、明日仲良かったらもっと酷い目にしてあげるから」




そう言って楠さんは去っていった。