あー、あの部屋のベッドに横になりたいよー。
そんな私にしびれを切らしたのか先生は教えてくれた。
「4限だ」
何か、ありえない言葉が聞こえたぞ。
「⋯⋯まじ?」
「まじだ」
私はどれだけゆっくり来たんだろう⋯⋯。
ゆっくり来た自覚はあるんだけど、ここまでとは。
朝起きた時そこまでなかったのになぁ。
頑張ったら間に合うかもとか思ったくらいなんだけど。
そう思ったのに頑張らなかった私も私だけどさ。
「す、すみません⋯⋯」
ここは素直に謝ることが大事だよね。
「次からは気をつけるように」
「はーい⋯⋯」

