【完】幼なじみ6人組




あー、あの部屋のベッドに横になりたいよー。



そんな私にしびれを切らしたのか先生は教えてくれた。



「4限だ」


何か、ありえない言葉が聞こえたぞ。



「⋯⋯まじ?」



「まじだ」



私はどれだけゆっくり来たんだろう⋯⋯。


ゆっくり来た自覚はあるんだけど、ここまでとは。



朝起きた時そこまでなかったのになぁ。




頑張ったら間に合うかもとか思ったくらいなんだけど。



そう思ったのに頑張らなかった私も私だけどさ。




「す、すみません⋯⋯」



ここは素直に謝ることが大事だよね。



「次からは気をつけるように」




「はーい⋯⋯」