雨降る日

先生がでていったあと直ぐに家族の元に向かった



ハァハァ、、

小走りをしたせいか少し息が上がってしまった

やっとの思いで、着いた

「、、、お母さん、、篤兄ちゃん、優奈お姉ちゃん、、、。」


呼びかけても答えが帰ってこないのは分かっている

それでも、自然と家族の名前を読んでしまう


あの日から何も変わらない。

でも、これは、当たり前の日常ではない


あの、皆で笑いあってた頃に戻りたい


そう何度願ったか


でも、けして戻ることはない




私達家族の時間は、ここで止まったままだ