「、、おはようございます。」

窓から一度目を離し、風月を見た

そしてまた、窓に視線を戻した

「ちゃんと寝た??顔色悪いよ。」

窓の外を見たまま、私は先生の質問に答えなかった


朝日が山の間から顔を出し、久々に朝を迎えた気がする

「、、綺麗、」

辛さや苦しさ、それ以外の気持ちが溢れた