分かっているつもりだった

でも、俺は、優乃ちゃんを大声で怒鳴ってしまった

『助けて』

という印を俺は、全て否定した


「クソッ、、。ごめんな。」

誰にも届かない言葉が、虚しく消えていく

静かな病院の廊下に、溶けていった