雨降る日

沈黙が長く続く



「どうしてこんなことしたの?」

答えない私に痺れを切らして風月先生は、次の質問をしてきた

その顔は、怒っているような悲しいような複雑な顔だった


また、沈黙が続く


「優乃ちゃん、答えて。喋れるでしょ?」

また私は沈黙を貫く


周りの視線は痛いほど私に刺さる

「優乃ちゃん!!」

とうとう、風月先生がしびれを切らした