雨降る日

「大丈夫だよ、すぐに良くなるから」

先生は笑顔でそう言っていたが、私はずっと首を横に振り、抵抗し続けた

その度に、吐き気は余計まして行く

吐き気を抑えようとすると今度は息が出来なくなる

ハァハァ、、ハァ、

「ごめんね優乃ちゃん、嫌でも今の容態は優乃ちゃんにとって、とっても辛いと思うから、今はちょっと我慢して
すぐ終わらせるように頑張るから」

もう、首を振ることも喋ることもできないほど私は衰弱していた

それを察知したのか先生たちは、すぐに私をベットにおろし治療や診察を開始した