雨降る日

沢山の医療機器があり、少し怖くなった

風月先生に抱き抱えられているため逃げることは出来ない

先生の胸元を息が整わないないながらも掴んで首を横に振った

「ん?」

先生に私の気持ちは伝わらなかったようで
必死に声を振り絞って

「こ、、わい、、よ。」

呼吸をするのに一杯一杯で、か細い声を出すので限界だった

先生はやっとわかったみたいで

「大丈夫だよ、皆いい人たちばっかだから」

先生は笑顔でそう言っていたけど、私はずっと首を横に振った