いや、反応うっっっす!
そうだったね、くらいの相槌はこれから生きていく上で必要だと思うけど!
「だから、教えてもらいに来ました…」
「月曜日会えるのに?」
ばかだな、と言わんばかりに私を見つめる。
……でも、会いたかったんだもん。
2人きりで、学校じゃないどこかで、会いたかったんだもん。
「その、会長をデートに誘おうと思ったんですけど、その手段がなくて……」
「ふーん?誘おうと思ったんだ?」
ふっと笑いながら私の顔を覗き込む会長にドキューンと心臓を撃ち抜かれた私。
相変わらず重症すぎる。
「教えて、くれますか?」
「どうしようかな」
「…だめ?ですか?」

