本性は把握済み。



急に口調も表情も怖くなった女の子を前に怖気付く私。

あぁ情けない…多分この子後輩なのに……。



「えっと……告白じゃないから、」


「…そうですか。今呼んできますね」


少しの怖さを残して中に入っていく女の子を見ながら、少しほっと息をつく。



あの子多分、会長のこと…






「…桃杏?」

「……、う〜会長〜……、、」