保健委員で文化祭の衛生について質問とか、そういう義務的な話しかしてない…!


「でも私たちも高3だし、いつまでも生徒会長見られるわけじゃないんだよ?憧れで終わっていいわけ?」


「わ、わかってるけど…」


告白され慣れている会長にはなんの記憶にも残らなそうで怖い。
ああいつもの告白か、って切り捨てられてしまったら私きっと立ち直れないもん。



「はぁ〜もう、やっと学校着いたぁあ」

みっちゃんのその一言で顔を上げれば学校の門は目前。


「おお…いつの間に…」



「おはようございます」