妖艶な笑みを浮かべて迫ってくる会長にドキドキが止まらない。
こんな少女漫画みたいなシチュエーションを会長に味わわせて貰える贅沢さを、とにかく何度も噛み締めた。



「えっと、、私が有名みたいなことを言われたので、変な噂でもたってないといいなぁと思っているところです」


さっきまでのことを簡潔にまとめたらこんな感じ?
会長に見つめられながらにしては、頑張って答えた方だとは思うけど。



「ふーん……、、ところで俺さ」

「、はい」

「ちょっと作業が多くて疲れてるんだよね」