とても緊張している彼。
でもどこか安堵している。
決心がついたんだろう。
正直、呼び出された時点でわかってたよ。
好きな人ができたんだよね。
きっと、その人は
「… 俺、ゆりが好きだ。」
ほら、やっぱり。
“ゆり”
それは私の、よく知る人の名前。
とても大切で大好きな親友。
めちゃくちゃ可愛い。
親友贔屓とかではなく、ほんとに。
お人形さんみたいに肌が白くて、
目がぱっちりしていて、二重。
背が小さくて、
ふわっとした髪をいつもおろしてる。
そんな可愛い彼女はフレンドリーで
誰とでも仲良くなる。