「分かりました。私を皆さんの元へ連れて行ってください」 私なら、大丈夫。 そう言うと歳さんは天井に向かって声をかけた。 すると1人の男が降って来た。 「林、道場に隊士を集めてこいつを連れて行け」 「御意」 歳さん達は見に来ないのだろうか。 「俺達もすぐに行く」 私の表情を察した歳さんにそう言われ、私は林さんに着いて部屋を後にした。