僕には誰にも話すことが出来ない秘密がある。桜は例外で。

それは、


『僕は男が苦手である』

という事。

男が苦手だからこの女子高を選んだのに!

「最悪だ...桜どーしよっ⁈ 男が、男が来る‼︎」

僕は帰り道桜に泣きついてしまった。
そのくらい男がダメなのだ。

「えー、あたしは嬉しいけどなー。かっこいい人いるかなー?ワクワクする!」

えぇ、そんなぁ。