ブーッ__ブーッ__
彼方からだ。
「もしもし」
「あ、玲香。ちゃんと家帰った?」
「うん…李斗さんが送ってくれたから」
李斗さんの名前を出すことで少しでもヤキモチ妬いてくれればなぁなんてありえないことを望んでみたり。
「そう、李斗がいたなら安心だな」
ほら、やっぱりあなたはそうやって言う。
その言葉でまた私が勝手に傷ついてるとも知らないで。
「それだけ?ならもう切るけど」
「あぁ、あとお前最近…「かなたー、先お風呂入っちゃって…あ、ごめん!電話してた?」」
電話越しに聞こえてくる二人の会話。
ブチッ__
これ以上は耐えられなくて思わず切ってしまった。
何も考えたくなくてさっさとシャワーを浴びて布団に入る。
寝る前にケータイを見ると彼方からLINEがきてた。
【さっきは仁奈がごめんな。それでさ、お前最近元気ないけどなんかあった?】
ほら、こうやって少しの変化にも気づいて心配してくれるから余計想いを消せなくなるの。
【大丈夫、何もないから気にしないで。おやすみ】
それだけ打って送るとケータイの電源を切り眠りについた。
彼方からだ。
「もしもし」
「あ、玲香。ちゃんと家帰った?」
「うん…李斗さんが送ってくれたから」
李斗さんの名前を出すことで少しでもヤキモチ妬いてくれればなぁなんてありえないことを望んでみたり。
「そう、李斗がいたなら安心だな」
ほら、やっぱりあなたはそうやって言う。
その言葉でまた私が勝手に傷ついてるとも知らないで。
「それだけ?ならもう切るけど」
「あぁ、あとお前最近…「かなたー、先お風呂入っちゃって…あ、ごめん!電話してた?」」
電話越しに聞こえてくる二人の会話。
ブチッ__
これ以上は耐えられなくて思わず切ってしまった。
何も考えたくなくてさっさとシャワーを浴びて布団に入る。
寝る前にケータイを見ると彼方からLINEがきてた。
【さっきは仁奈がごめんな。それでさ、お前最近元気ないけどなんかあった?】
ほら、こうやって少しの変化にも気づいて心配してくれるから余計想いを消せなくなるの。
【大丈夫、何もないから気にしないで。おやすみ】
それだけ打って送るとケータイの電源を切り眠りについた。

