「ひなちゃん。」


「うん?」


わたしが顔を上げると、翔くんは
すごく優しい顔をしていて……


「もう隠し事なしな?」


って言われた。


わたしは笑顔で頷いた。


観覧車から降りて見た夜空は…
とても綺麗でした。