「てゆーか、あたしたちの翔取るなっつーの!」


「絶対あの子、遊びでしょ。」


「あのくらいの可愛さなら他にもいるしー。」



やめて……



合わないのなんてわたしが
一番わかっている。



他の人になんか……言われたくないよ



ーーーガァンッ!



その時、すごい音が後ろの方から
聞こえてみんなが一斉に後ろを向いた


もちろんわたしも。


そのすごい音は机を蹴った音。


机を蹴ったのは…千尋くんだった