もう私は……


気持ちをごまかせないことに気づいた



矢吹くんの服の裾をきゅっと握る。


「えっ、ひなちゃん⁉︎」


驚いている矢吹くんを無視して
私は口を開いた



「わ、わたし……矢吹くんが好き。」


言っちゃったーーーー


矢吹くんはさらに目をおっきく見開く