寝言だった……


森山じゃなくて、俺の名前を呼んでくれた


ほんとにもう、反則すぎる。


「諦め切れるかっつーの……」


かわいい、ひなちゃんの寝顔に呟いた


きっとこれ以上、ひなちゃんを
避け続けていてもひなちゃんを忘れることなんてできない。


この上ないくらい愛してしまったから


ごめんな、ひなちゃん。


君は嫌がると思うけどーーーーー



俺はそっとひなちゃんの唇にキスを落とした


高熱のせいかすげー、熱かった