「あらー、ひな子ちゃん。久しぶり!」


私を出迎えてくれたのは、美しすぎる千尋くんのお母さん。


千尋くんママがこんなに綺麗だから
千尋くんもイケメンさんなのかな。


「お久しぶりです。お邪魔します。」


千尋ママに笑顔を向ける私。


「また可愛くなったんじゃない?」


「ええ!?そんなことないですよ!」


もーっ……
千尋ママもお世辞が上手だ。


「母さん、ひな子からかうのやめてあげてよ。ひな子、上行ってて。」

私の背中を押して、上に行くように促した千尋くん。



千尋くんの家、ほんとに久しぶりだなぁ……