幼馴染と年下男子

目を開けるとベッドの上


あれ?


「ここどこ…?」


「あっ、目が覚めたのね!もう熱があるのに学校に来てー、今日は早退ね。でも、お姫様抱っこして来られたときはビックリしたわ」


アハハハと笑う保健室の先生。


でも、え?お姫様抱っこ?


「永瀬くんがなんか倒れたんですけどって連れてきてくれたのよ笑さっきまでいたんだけどなー」


「な、永瀬…くん…?」


あのイケメンくんだよね?


「知らない?1年2組の永瀬瞬くん」


やっぱり、さっきの子だ!


ここまで私を運んでくれたんだ、嬉しい


重くなかったかな……


「顔は知ってます!今度、会ったらお礼言っときます!」


私はそれから家に帰り寝ることにした。



ピピピッ


38.5度


高熱だ。


またゆっくり目を閉じる。













―――次の日


今日は元気100%!


「よう、ほのか!元気そうだな」


「おぉ!りっくん!」


声をかけてきたのは同じクラスの宮地利久、私の幼馴染!


2人で一緒に学校に行ってると前から後ろから横からヒューヒューと言う声が。


「早く付き合えよー」とりっくんと仲良い男子が言ってくる。


これはいつものこと。慣れっこだ。


そーやって、歩いていると永瀬くん発見!


「りっくん、ごめん!用事できた!先に行っててー」


そう言うとりっくんは頷く。


私は走って永瀬くんの方に行く。


そして、目の前に立ち


「永瀬くん、昨日はありがとう!」


と笑顔で言う。


でも、永瀬くんは笑顔じゃない。


そこで私に向けられた言葉は


「誰?」


「え…昨日、倒れて保健室まで連れて行ってもらったんだけど…」


私、忘れられちゃったのかな


そんな不安が頭をよぎる。


だが、運悪くその不安は的中しちゃったんだ。


「覚えてない、じゃ」


え、え、えぇーーーーーー