「あ~いいなぁ…月夢ちゃんとの生活…結弦が 超溺愛してるのがわかるよ…俺も月夢ちゃんと暮らしたいんだけど だめ?」

ダメじゃないけど、心臓持たないからダメ…
だけど 恥ずかしいから気持ちは隠して

「お兄ちゃんが 絶対猛反対するよ…だって、日本に帰ってから すごい愛をぶつけて来てるからね…」

「そうだよね、ってかヤバイ…もう出ないと遅刻しちゃうよ…」

急いで化粧やら髪やらをして、家を出る。

「あっ、翔君忘れ物したよ…」

「///えっ、まさか…」

翔君が何故か照れている…

???

「私のお泊まりセット持って出るの忘れちゃった…」

「///はぁ…それか…まぁそりゃそうだ…行ってきますのチュッじゃないか…」

翔君が何故かブツブツ言ってる…

「今日も 仕事終わったら速攻連絡入れて 昨日の男達とは あまり話さない様にね…俺はSPも任命されてるんだからね…」

そのSPさんは 翔君自身にかなり甘いのでは?と思ったのだけど、その件は触れない方が良いと本能が察知し、素直に返事だけ返しておいたのである。