お風呂から上がると 翔君がまたとんでもない事を言い出す。私の髪をドライヤーで乾かしたいと、しかも 後で翔君のも私が乾かすとか…

一体どうゆうつもりなのか教えて欲しい。断ったのに おいでと呼ばれ 仕方なしにソファーに座る

翔君が髪に触ると 何故か気持ちがいい。ずっと 髪を触ってて欲しいと思う私は 何処か変なのかな?

「ご飯にしようか?」

と言われ 夢心地だった所から リアルな世界に舞い戻る…

翔君が作る料理は お兄ちゃんと並ぶ程 美味しくて驚いた。

「///翔君、このクリームパスタ 美味し過ぎる…私、翔シェフに習いたい!だめ?」

本当に 店レベルの味に 真剣に頼みたい翔君をじっと見つめていると…照れた翔君が

「///仕方ないなぁ…月夢ちゃんには 俺弱いの知ってて言ってる?」

「///知らない。だって翔君 基本的にいつも意地悪だもん。でシェフは弟子は取らないの?」

「う~ん。月夢ちゃんがほっぺにキスしてくれたら、考えようかな?」

クスクス笑いながら…翔君はまた私に甘いミッションを投げる…心がどうにかなりそうだよ…翔君のバカ…